右の股関節だけ痛くて、長時間座っていたり、歩いたりするのが辛い…

股関節の痛みでお困りの方からお問い合わせをいただきました。

股関節痛については、同じような悩みをお持ちの方も多いので解説を加えたうえで皆様にもお伝えします。

右股関節の痛みに対して手術を避けて保存的な治療についての相談

当院からの返信内容

こんにちは。ご質問ありがとうございます。股関節はじっと座っていても、痛みや違和感がでやすい箇所になるので不安になることも多いかと思います。

今回は、股関節痛につながる可能性のある要因と、当院での整体でのアプローチについてお話しします。

股関節痛の原因は、大きく分けて2つです。

まずは股関節の形成不全や発育障害の後遺症、加齢や過度の負担などで股関節自体に問題があるケース、そしてもう一つは骨盤や背骨、足など股関節以外に問題があって股関節に症状がでているケースがあります。

股関節自体に問題がある場合

病院では股関節炎と診断される場合があり、股関節の周囲の筋肉や軟部組織に炎症が起きていることを指します。

軽度な症状であれば痛みのない範囲で動かすことも大切です。

悪化すると股関節の軟骨が摩耗し、骨の変形が起こる変形性股関節症にまでなってしまいます。まず負担を減らすことを第一です。

自宅でのセルフケアとしては股関節の隙間が狭くなっていることが多いので、痛みのない範囲でゆっくりと動かしていくことも重要になってきます。

どんな動きかというと、股関節を内側と外側に軽めに倒すエクササイズです。これは股関節の動きにかかわる深層外旋六筋のひとつ閉鎖筋などのインナーマッスルのケアになります。関連記事でも動画でご紹介しています。

柔軟性をだすために重要な点は骨盤をとめて、股関節のみの動きを意識して痛みの無い範囲でゆっくり繰り返すことです。

骨盤や背骨、足など股関節以外に問題がある場合

足や骨盤、背骨の関節がかたまっていたり、問題があると、股関節にも負担がかかり、症状がでる場合があります。

長引く場合は、股関節の問題と併発していることが多いです。痛みや変形を悪化させたりするので、身体全体をチェックすることが大切です。

手術以外の保存的な治療

上記の原因が多いので、関節の問題があるかどうかを調べます。その後、可動性減少などの問題があれば整体の適応になりますので、施術を受けることをおすすめします。

また再生医療も併用していくと組織の回復に相乗効果があります。当院でも提携している医療機関もありますのでご紹介も可能です。

当院で整体を受けたい場合

当院にお越しいただく際に必要なものはございませんが、過去に撮影したレントゲンデータやMRIなどお持ちでしたらご持参ください。

股関節に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを５秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。